そして私はニートになった… その1・生まれた時期

自分の何がいけなかったのか?生まれた時までさかのぼる。

私がこの世に生を受けたのは、いわゆる年度末である3月末日でした。本来なら4月に生まれる予定が、何を思ったか早めに出て来てしまいました。

数年前までは3月末日生まれであろうが、そんな方はたくさんいますし、それの何がニートの原因なの?と思っていましたが、私の場合はその3月生まれという事が、後々尾を引く事となるのです。


私が幼稚園に通っていた時期、記憶にあるのは、おとまり保育に参加出来なかった事です、夜尿症(いわゆるおもらし)が治らず、お泊まりは親が避けさせてくれていました。この夜尿症は小学校高学年まで治らず、辛い思いをした事もあります。もう一つは、喘息を患い定期的に病院に通わなければいけない事でした。


小学校に通うようになり、自分の意志が明確に芽生えだした頃、自分が他の子より明確に劣る部分がわかりました。それは体格であったり、運動能力でした。幼少期において4月生まれと3月生まれでは、ほぼ1年違います。親からの遺伝によりその差は変動しますが、私の場合はクラスでは常に一番小さい、体力測定では(喘息もちというハンデもあり)、ほぼほぼ最下位という悲しい状態でした。

しかし、小学生低学年ということもあり、私自身体格的、体力的に劣っていてもさほど気にする事もなく楽しく過ごしていたと思います。しかし、私がおかしくなっていく大きなきっかけは小学校中学年に起こります。