そして私はニートになった… その3 大病

小学校中学年、ある朝私に悲劇がおきます。身体中に赤い点々が浮かび上がり、口の中にはたくさんの腫れ物、そして何より鼻血が止まらない。

親が慌てて病院に電話をし、病院に症状を話すと、症状を聞いただけで、地元の病院では対処が出来ない、車で二時間はかかる隣町に行って下さいと指示がありました(この病の原因がハッキリしてから地元病院でも対処出来るようになりました。)

車で隣町に向かっている最中、鼻血は数時間出続け、貧血により意識が朦朧としていましたが母親が泣いていたのはハッキリ覚えています。白血病だと思っていたそうです。

隣町の病院では即入院、検査の結果によると、血を固める作用を持つ血小板が0になる病気と判明し、もし頭をぶつけて内出血等おこしていたら、普通に死んでいたそうです。とはいえ予想していた最悪、白血病ではなかったので親は安心したようでした。


しかし、絶対安静により1ヶ月以上の入院を余儀なくされ(豆腐の角で頭をぶつけても本当に死んでしまう状態、鼻をかむと鼻血が数時間とまらない、ぶつけた覚えがないのに身体中内出血であざだらけ)私の『自信』であった勉強でさえも同級生より遅れていく事となるのです。

私はこの病を小学生時に3度発病し、その度に1ヶ月以上の入院をしました。



※この血が出たら止まらない病気、しっかり学名があります。ただ、普通の方は一度発病し完治すれば二度とかからない病気だったのを、私が3回も発病した為に、新しい病名を頂きました、身バレの恐れがあるので病名については伏せさせて頂きます。