そして私はニートになった… その7 無知故に簡単に切りすてられる

仕事に、正式採用され、運転免許も取得し、車を買い、一見順調でしたが、納車された翌日に交差点にて車をぶつけられます。相手は年配の方で、直進の私を無視して右折し、ぶつけられてしまいます。傍目にも相手が悪いのは明らかでしたが、交差点の事故では過失責任は10体0になる事はなく、それでも9対1(もちろん私の過失責任は1)になり、保険も入りたての為使わず、車を修理しました。免許取得費用と車両購入代と、事故による修理代で貯金はあっという間に底をつき、さらに事故の件で何故か父に責められ、しばらく落ち込みました。


仕事は頑張っており、色々な事を任され常に成績はトップクラスと充実していました。しかし、プライベートでは友人もなく趣味もなく、休日になると虚しさだけが襲いかかる様な日々を続けていました。人づてに中学の同窓会があった事を聞かされましたが、私は誘われすらしません。成人式は形だけ参加しましたが、何もせず帰って来ました。私には仕事だけが生きがいになっていたのです。   


しかし、仕事でも状況は一変します、新しく赴任した上司とは正直合わなかったのです、初対面で下の名前で呼ぶ馴れ馴れしい方で、正直私の苦手なタイプの方でした。しかし、そこは仕事。それなりに上手くやっていました。が、ある日突然その上司が私が担当していた部門から私を外し、その上司が新たに担当すると言い出した事で関係に亀裂が入ります。その部門は正直調子を上げていて、結果も出ていたからです、私は当然反論しました。そして、その上司の上の2人も私が担当を外される事は聞いていなかったらしく、担当を外すと言う話は無くなりましたが、私とその上司の関係は悪化していくのです。



※高校を辞めてからこの時まで、1人になると常に死にたいと思う様になっていました、友人もいないので休日や夜は泣いている事が多かったです。